初めてトロイメライにお伺いしてから、かれこれ15年の月日が経ちます。 針葉樹の小路に真っ白い粉雪がフンワリと舞い落ち、その雪景色に浮かび上がるホテル…それはそれは幻想的でした。
お料理の美味しさはもちろんの事、何といってもオーナーの西野氏とスタッフの方達の人柄が素晴らしい!!
フレンドリーですぐに打ち解け、テーブルを囲んでお料理、ワインの話しで盛り上がりました。アルコールが全く飲めない私でも時間が過ぎるのを忘れてしまったほどです。
そして、夜、ひとり部屋に戻り、しんしんと雪の降り積る様子をいつまでも眺めていました。そんな楽しい思い出の「トロイメライ」西野氏の熱い想い、スタッフの笑顔は今でも心に残っています。
そして帰りの道すがら美味なる信州そばの味も又、格別です。
次回は家族と一緒にゆっくりお伺いしますね!
ラ・ロシェル 坂井 宏行
17歳でフランス料理の世界に入り『ホテル新大阪』で修業を始める
19歳の時、単身オーストラリアに渡り『ホテルオリエンタル』にて力をつける
1年半の修業後帰国
その後、青山『ココ・パームス』を経て
9月にフジテレビ「完全なる料理の鉄人」で最強鉄人になる
シュヴァリエ勲章(騎士賞)を受勲
日本の懐石料理を取り入れた盛り付け、色使いの美しい料理が特徴
『ラ・ロシェル坂井宏行が提案する大人の厨房』近代映画社等
トロイメライの一番の魅力は、なんといっても”とびきりのフランス料理”である。
そして、丹精込められた一枚、一枚のお皿に、そおっと寄り添う”こだわりのワイン”たち。
さらには、美しい女性スタッフが、まるで舞うように奏でる隙のないサービス。
自然に背筋がピンと伸びてしまう心地の良い緊張感と、それでいて親しみやすく心安らぐ雰囲気は、オーナーの人柄から来るものか?
心ゆくまでディナーを堪能した後は、露天温泉とベッドが待っている。
白馬の凛と澄みきった空気の中、何物にも換えがたい至福の時間がここにあります。
カーブドリラックス 内藤邦夫
東京・虎の門のワイン専門店「カーヴドリラックス」は1999年の開店以来日本を代表するワインショップとして、多くのメディアにも取り上げられる有名店。インポーターとしても常にレベルの高いワインを輸入。ネット上では「大魔王のペログビ日記」で、ワイン好きには知らない人がいない有名人。
白馬と言えばスキーヤーの聖地、千葉県出身の私には憧れの地でした。
長野県でワイン造りを始めて、友人を介して紹介して頂いたトロイメライ。
静かな木立の中にひっそりと佇む気品のある建物は風景の中に見事に調和していて、本格的なフランス料理とブルゴーニュワインを中心とした食の世界と相まっていとも容易く非日常の世界へと誘ってくれます。
冬の雪の中に佇むモノクロの世界は勿論、緑に包まれた爽やかな空気の季節も わざわざ足を運んでここに来て美味しい料理を食べてゆっくりと宿泊する価値のある空間です。
私もまた美味しいワインと食とその世界を楽しみに行こうと思います。
Rue de Vin 小山英明
長野県東御市のワイナリー「リュードヴァン」社長。TVや雑誌で注目を集めるワイン醸造家。放置荒廃した畑の復興を掲げ荒れ地を耕し葡萄を植え続けています。賛同した国からワイナリー建設の資金を調達、市からはワイン特区の認可も受けました。発売されたワインは高い評価で迎えられ、著名ワインプロデューサーは彼を「天才醸造家」と評しています。
木立の中のメルヘンチックな異人館の扉を開けるとそこは一瞬で仏のオーベルジュ。暖かいスタッフの歓迎にほっと一息、貸切り露天温泉で寛ぎ、ワクワクしながら夕食を待つ。待ち切れずにウエイティングバーでシャンパンを一杯。
ドキドキしながら奥の扉をくぐると高級フレンチレストランが出現。胸をキュンキュンさせて席に着き、厳選されたワインを頼み待ちに待ったコースの始まり。
何と豪華な前菜が4連発の先制パンチ(>_<)
裏の畑の採れたて野菜にフォアグラなど次々に繰出される前菜に意識は朦朧(>_<)
何とか意識を取戻し、名物オマールエビの濃厚な味に心を打抜かれメインの肉料理が出る頃には完全にお手上げm(_ _)m
ダメ押しのデザート二品で身も心も骨抜きに‥「あ~また行きたいよ~(T_T)」
新宿「樽一」 佐藤慎太郎
新宿「樽一」二代目当主。宮城県の銘酒「浦霞」を東京に知らしめた「浦霞」の旗艦店。先代の時代から三陸の幸と鯨料理を中心に東京に地酒ブームを興した居酒屋のなかでも、指折りの功績者といわれている。