ヴィンテージを賢く使う
2018.05.14トロイメライのオーナー西野は
ワインの本を1996年に執筆しております。
フレンチの料理の鉄人として知られる坂井宏行氏監修の
『ワイン きょうは、何を飲もうか』です。
本日はその中の一部をご紹介させて頂きます。
「ワイン通への五か条ーワイン10の部屋」
第一条 まずはヴィンテージを賢く使う
ちょっとワインをと思うと必ずといっていい程
ついてまわる言葉がヴィンテージですね。
これはぶどうを収穫した年のことで、
その年のぶどうを使って造ったワインという意味にも使います。
特にフランスとドイツは気候条件も厳しいし
その年によって収穫にもばらつきがあるので
気にしたいところです。
でもヴィンテージを裏から読むと
おいしいワインを実力評価より安く
手にいれることができます。
その方法をこれからお伝えしていきますね。
①はずれ年のはずさないワインを選ぶこと
例えばボルドーならシャトー、ラトゥールの
84年や87年などです。
同じようにブルゴーニュならはずれ年の
はずさない造り手、ドメーヌ コント ラフォンや
コシュデュリあたりと狙うとお得でしょう。
②無名地区の当たり年で良い造り手がつくった
ワインも割安になります。
オリビエ ルフレーヴのリュリラブルス88~90年
などになります。
③さらに当たり年でも生産量が多かったり、
前年がもっと良かったりして安くなっている事
もあります。 88年のブルゴーニュ白ワイン
これは過剰生産のためにおいしい割には安めに
出回っておりました。
とこんな感じになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。